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2015年9月1日火曜日

井田亜彩実さんワークショップレポート

先週行われたイスラエルのMariaKongDancersCompanyの井田亜彩実さんのワークっショップのレポートです。

ご参加いただきました皆様ありがとうございました。


今回は井田さんが所属するカンパニーで意識している動きを、カンパニーでのエピソードなども交えレクチャーしていただきました。
一つ一つの動作に意味を持たせ、ダンサー同士がしっかりと共通の認識を作ることの重要性に気付かされ、参加者の方々の集中力がどんどん高まっていく様子が見られました。

その一方緊張感高まる中で、井田さんがたまに見せるフワッとした笑いと笑顔が場の空気を和ませる瞬間が印象的でした。

以下少ないですが写真ともにワークの一部をお伝えします。



今回のワークのテーマ一つ、「床を押す」。
床を押す力が身体に伝わり動きになる。


はじめは床から始まり、動きが大きくなるに連れて手が床から離れたり、脚が上がったりと大きな動きにつながっていく。
最初はなかなか力の伝達を感じることが難しく、頭の上に?が出てる感じで少し消極的。
井田さんの「できなくてもいいのでやってみてー!」の一言でどんどん活発に。
気がつけば皆楽しそうに笑顔を見せて動いていました。



空間に対しての身体に意識を向けるワーク。


無数の点が空間に埋め尽くされていて、その点を通るように身体を動かしていく。
指の先から頭、背中まで、360°に意識を向けて。
その感覚が空間に伝わり、他のダンサーにも意識を向けて空間を作っていく様子は、集中しつつも心地のいい時間が流れてました。

普段はやらないような動きが生まれたりして、新しい発見があったのではないでしょうか。



最後は床はなく、壁を押しての集合写真。


多忙の中、カンパニーの夏休みで一時帰国に合わせてワークショップを開いてくださった井田亜彩実さん。
日本公演があることを願って、今後の活躍に期待しております。
本当にありがとうございました。